悠希さんのオペラときょんのバイオリンレッスン♪

2017.02.26

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皆さま、こんにちは。
イメージコンサルタントの小林由梨奈です。

今日は悠希さんのオペラを聴きに行ってきました♪

悠希さんのピアノのお教室の生徒さんの発表会の最後に、悠希さんのオペラが披露される場だったんですね。私、どんな舞台か事前チェックせずにお邪魔してしまったので、生徒さんの多さ、お教室の大きさに驚きました！普段子供に接する機会なんてまったくない私からすると、町田じゅうの子供たちが集まったのではないかと思うくらいの子供量でした。町田という街も、道がくねくねしていて坂が多くて人も多くて、とても新鮮でした☆迷路みたいな街です。

トゥーランドットより『氷のような姫君も』

この日の悠希さんは、パステルグリーンのイブニングドレスに、華やかなビジューのネックレスをつけた装い。その見た目もさることながら、普段の雰囲気から想像もつかないような、深くて熱い感情のこもった、美声を聴かせていただきました♪

生徒さんとツーショット

プッチーニ作・トゥーランドットの『氷のような姫君も』と、誰もが聴いたことのある『アヴェ・マリア』。

私オペラをちゃんと全幕観たことがなくて、トゥーランドットといえば荒川静香さんのイナバウアーの『誰も寝てはならぬ』しか知りませんでした。

『氷のような姫君も』は、報われない恋の歌。傾国の美女トゥーランドット姫に恋する王子。に恋する王子の女奴隷、リューの歌うアリアとのこと。王子とトゥーランドットの結婚を受け容れきれず、そんなものを見るくらいなら死んだ方がましだと、自ら命を絶ってしまうのです。

http://yuki-soprano-1319.hatenablog.com/entry/2017/01/05/094222

リューのモデルはプッチーニの使用人。奥様に不貞を疑われ、敬虔なクリスチャンだった使用人の女性はそのことに耐えきれず、命を絶ったそうです。それを題材にしてリューの設定をつくるなんて、プッチーニ氏、とんだナルシスト。不貞の有無は定かでないですが、リューのモデルが彼女だとすると、相当彼女が一方的にプッチーニに恋焦がれてたみたいなイメージになってますよね。私がこの使用人なら嫌だわ（笑）。ほんとに好きだったならいいけど。だって、人の一生はイメージで決まるんですよ。死んだ後にそんなイメージつくられるなんて。彼女はどんな気持ちがしているのだろう。。

オペラって、格式の高い舞台ですが、作品はどれももの凄いドロドロした情念をため込んで爆発させるみたいな内容で、だから技術ももちろんですが、どんな芸術作品もそうであるように、表現する側の滾る思いがあってこそ観る者に感動を与えるのだと思います。

だから、幸せなこと楽しいことももちろんですが、悲しいこと辛いこと、すべての経験を糧にできる、素晴らしい表現の場だと思いました。

悠希さん、このたび晴れてオペラの学校の試験に合格され、プロを目指して4月から本格的にレッスンを積まれます。既にこれでプロでないことが不思議なくらい、素人の私の耳で聴けば素晴らしい歌声でしたが、そんなに甘くないんですね。

お子様も育てながら、お教室の運営もされて、自分の夢に向けてさらに羽ばたこうとされている悠希さん。すごいバイタリティです☆そんな悠希さんと、不思議なご縁でつながることができて、とても嬉しいです♪