イメージコンサルタントの小林由梨奈です。

2017.01.06

ブログ

皆さま、こんにちは。
カラー＆イメージコンサルタントの小林由梨奈です。

昨年7月にコンサルタントとして活動を始め、今年からもっと自分の発信の場を広げていこうとブログを始めました。

現在は本業の傍ら、サロンドラピスでコンサルタントをしています。
経験を積んでスキルを磨き、人とつながって仕事をつくり、来年の春には独立したいと思っています。

これまでの経歴と『女優』の仕事

私は現在30歳なのですが、年齢のわりに多様な仕事を経験してきました。
京都で生まれ育ち、大学卒業のタイミングで東京に移り住んでこの春9年目になります。

私のキャリアは18歳のとき、『女優』から始まりました。

18歳の春、初めて受けたオーディションで合格し、映画のお仕事をいただきました。戦時中の広島を舞台にした映画で、「戦争で夫を亡くす新婚の妊婦」という、とても重たい役どころでした。妊娠なんてしたことないし、夫を戦争で亡くす辛さなんて妄想するしかなかったので、１人で原爆ドームに通ったり、高校の修学旅行で知覧に行ったときの苦しい悲しい気持ちを思い返したり、街で妊婦を観察したり母に妊婦の苦労を教わったりして、もうとにかくやれるだけのことをやって力一杯に演じました。

その仕事の決まったときはプレッシャーでものすごく怖くて震えていたのですが、やりきった自信からかその後次々に仕事が決まり、レギュラー番組を持たせてもらったり、ドラマやDVDの仕事が決まったり、端役ですがNHK朝ドラにも出演しました。事務所からも一押しの所属タレントして扱われ、よく新聞などで見る「新人タレント発掘オーディション」の広告にいつも使われていました。そんな風に、しばらくは順風満帆でした。

だけど、すぐに挫折のときがやってきました。
受けても受けてもオーディションに落ちまくる。次こそは次こそはとオーディションに臨むのですが、自信喪失しているのでまったく自分が出せず、から回るばかりでした。そして落ち込む体重。。。今も昔も健康的な体をしているのですが、そのときばかりはまわりの友達も、気安く「痩せたね」とも声がかけられないくらい痩せてしまいました。振り返ると本当に、魅力も生命力も激減していたと思います。若いのに。。

自分が本当に好きなこと・やりたいことで挫折すると、自分の価値を全否定された気持ちがして、当時の私には辛かった。そして私は、夢を諦めてしまいました。

そのあと復活し、アパレル販売員、金融業界の営業、ファッション業界の広報、人材サービスの企画。。。と、幅広い仕事をしました。いろいろありましたが、最初の挫折が大きすぎたあまりに、他の仕事での苦労のインパクトは少なかったです。

だけど、、、、、、
なにか違う。。。

どの仕事も特にやりたいことではなくて、だけどパワーだけは溢れてるのでやりがいを見つけようとすると承認欲求がおかしな方向に暴走してしまい、あまり上手に会社の目指すのと同じ方向を向いたり、会社に利益を返したりすることができませんでした。

だけどそれ自体に挫折を感じたりすることはなく、転職繰り返してるのに性懲りもなく、「私がおもしろいと思える仕事ないかしら」と考えていました。

諦めてしまったしもう今さら『女優』は無理だけど、同じくらい「やりたい」って思える仕事ないかしら、と探していました。