山羊座満月(月食) 超えるために築き上げる枠組みの集大成

西洋占星術

皆さま、こんにちは。
星読みイメージコンサルタント・インテリアコーディネーターの小林由梨奈です。

7/5(日)13:46、山羊座で満月を迎えます。
山羊座には、7/2(木)に逆行中の土星が帰還したばかり。

今年3つ目の”食”でもある今回の満月は、
次世代に通用する枠組みとしての山羊座的構造の完成に向けて
ラストスパートを切るタイミングです。

 

社会天体と冥王星の集う、山羊座で起こる満月

2020年末の風の時代の本格到来を目前に、
3月末から一足先に水瓶座入りして新しい社会の開拓を始めていた土星が
7月2日から、ホームである山羊座に帰ってきています。

 

3月末といえば、緊急事態宣言の発令を前に、
「昨日までの当たり前が明日にはなくなっているかもしれない」という不安を
みんながこれまでにないくらい現実に実感し、過ごしていた時期です。

あれから3ヶ月、天王星は自らのもう1つのホームでもある水瓶座に滞在し
新しい生き方、働き方、考え方をすることを
強制力を持って私たちに促してきました。

そして今山羊座に戻った土星は、
同じく自身のホームにいる牡羊座の火星と協調的な角度。
オーブ広めにとると木星・冥王星ともコンジャンクション。

木星は拡大と発展の星
土星は試練と制限の星
冥王星は破壊と再生の星

これらの影響力大きい天体のエネルギーを受けて起こる満月なので、
これまで自分の描く未来に向けて積極的に活動を起こしてきた人たちにとっては
社会的な立場や、仕事での発展に勢いがかかるなどの形で
その結果を受け取ることのできる満月になりそうです。

私はまさにこの土星帰還の日、やたら天気のいい梅雨の晴れ間の朝、
会社の人事と上司とオンライン面談をしていました。
シュールなシチュエーションで、
私はこれから自分の仕事を拡大していくんだということを
はっきりと自覚する朝となりました。

この山羊座の土星・木星と、牡羊座の火星は
今年いっぱいここにい続け、年末年始にかけて新しい星座に移動します。

この下半期は、どなたにとってもこの3つの天体の影響を強く受け
新旧の生き方の塗り替えをしていくような時期になるでしょう。

 

3つの”食”と、水星の逆行

そして今回の満月は、月食の満月。
先月の射手座の半影月食蟹座の金環日食に続く、今年最後の”食”の満月です。
そして折しも6/18から、感情と記憶を司る水の蟹座で、水星は逆行中。

皆さん、この”食”の1ヶ月間を通して、なにか発見はありましたでしょうか?
昔の記憶がふいに思い出されて、そこから得た学びや、
今振り返って成長を感じた部分なども、あったかもしれません。

私はちょうど蟹座日食(6月28日)と今回の山羊座月食の真ん中の上弦の月の週末、
実家に帰省しておりまして、
自分が今回の人生を歩んでいくために必要な力を、両親からどんな形で受け継いだのかを
深く感じる経験をしました。

母と美しい芸術や建造物に触れ
父と父の友人のお店で飲んで、子供のようにはしゃぎ笑

美しいものを見て心が踊ったり
歴史あるものの持つ迫力に魅了されて言葉を失ったり
匂いで覚えている情景があったり
色で覚えている悲しみがあったり
なにかや誰かの中にどこまでも美しさや強さ、儚さを見出したり
思いや考えを伝えるための引き出しに詰まった言葉のバリエーションや
ものをつくるときに果てしなくその世界に没頭できる感性は
子供の頃からいろんな芸術作品に触れさせて
その都度その作品に対するとても濃厚で独特な見解や感慨を
言語・非言語の巧みな表現で私に伝えてくれた母から受け継いだものだし

イメージコンサルティングやホロスコープセッション、インテリアデザインなど、
突然新しいサービスを始めてもいつも周りの誰かが「やってほしい」と言ってくれて
気づけば仕事が広がっていったりするのは
頑固で義理堅くて誠実で、正直すぎて組織や誰かの下で働けない
ポーカーフェイスで憎めない、父から受け継いだものであること

私はこの2人を選んで生まれてきて、
この2人からそんな能力を受け継いだから、今ここにこうしているんだなって
深く感じた帰省でした。

子供のころよく遊んだ近くの公園は、23年ぶりに訪れるととても小さかったです。

 

山羊座社会の集大成 次の時代へバトンをつなぐ天王星

満月を成す太陽と月の間に、”調停”という、太陽とも月とも協調的な立場に立って
天王星が橋渡しをしてくれています。

今年後半にはまた大きな変革があるのですが、私はこの配置をみて、その変化は
前半ほど私たちを脅かすような、恐怖の形ではやってこないのではと思っています。

2020年は、あらゆる占星術からみても、
もっと物質的な社会や経済の滞りなどからみても、
これまでのままではいられない、大きな変革を促される年であることが以前から分かっていて

今年の前半に起こったことはあまりに衝撃的でしたが
後半はその余波を受けて、みんな変わらざるを得なくなり、
とるべき道を選択していくフェーズに入っていくからです。

方向が定まっていれば、様々困難はあったとしても、あとはすすむだけですね。
どこに向かうべきか、向かいたいのか分からない状態で
突然外部から強制力を伴って激変を促されるような、今年の前半のようなことにはならないと思う。

時代の節目のこの下半期、これからどう生きたいのかに丁寧に向き合うことで
残りの人生の性質を左右することになりそうです。

皆さんにとって、素敵な満月の恵みが降りそそぎますように☆

 

2つのランキングに参加しています。
クリックで応援いただけたら嬉しいです☆

楽天ランキング

ブログ村ランキング
にほんブログ村 ファッションブログ イメージコンサルタントへ

 

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。