対等な”個”でつながる水瓶座の時代と天秤座満月スーパームーン

2020.04.08

西洋占星術

皆さま、こんにちは。
イメージコンサルタントの小林由梨奈です。

今日、4月8日は天秤座の満月。
今年唯一のスーパームーンで、前日の夕方でも煌めく月がとても大きく美しく見えました。

コロナで、琥珀とのお散歩の時間が増えて、
琥珀の足の向くままに歩いていると、気づけば新しい道を通って
知らない場所に出ていたり＾＾

昨日は素敵なイタリアンを見つけ
春の風に誘われて、まるでアドリア海にきたような気分を味わうことができました♪

お料理もとても美味しくて

こはたんもしゃいなお友達ができて♡
　

あぁイタリアに帰りたい。

最近は、とても大きな星の動きがたくさんあって、世界も大きく動いています。
星を読む人たちの間では、もう何年も前から、
2020年が地球にとって特別な転換の年になることが見えていて、そんなに驚くことではなかったのです。
けれど、予測していても、大変だな、と思うことはありますね。
それに、これからどうなっていくのか、今こそ宇宙の意図を知りたくなる気持ちだと思います。

今日は私の太陽星座で月が満ちるタイミングということで、
久しぶりに星の動きを言葉にしたくなったので、ここ数週間の動きを振り返ってみます。

支配・被支配の魚座から、対等な”個”でつながる水瓶座の時代へ

心理学者のカール・ユングが「水瓶座の時代」という言葉を打ち出してから、半世紀あまり経ちました。

「水瓶座の時代」とはどういうことか。
地球には歳差運動（公転面の垂直方向に対して半径約23.4度傾いた地軸が、
宇宙の引力によって傾きを正しまっすぐに立とうとするために起こる円を描くような運動）があります。
この歳差運動は、1周（12星座）するのに約26,000年かかり、
これによって春分点は約2160年に一度、1つずつ星座を移動していくことになります。

この春分点が、キリストの生誕前後から続くうお座にある時代から
今まさに水瓶座に移ろうとしている（もう移りきっているという見方もある）、
この大きな時代の動きが、「水瓶座の時代」の始まりということです。

うお座の時代について、ユングの残した表現がとてもしっくりきたので、引用してご紹介します。
こんな感じ↓

キリストの登場と時を同じくして突入した「暗黒の時代」であるうお座の時代は、
人類の精神力が最低レベルに落ち込み、道徳的な美徳が地球から剥奪された状態にある。
世界は闇と腐敗に満ちあふれ、美徳はほんの僅かしか残っていない。
そして時代の終わりには、その僅かの美徳もゆっくり希薄になり、ついにはゼロになってしまう。

まさに私たちが主に歴史の授業で習う出来事は、だいたい紀元後のことが多いので
「歴史に学べ」といって、それはつまり、
ほぼうお座の時代の生き方に倣って生きていきなさいと教えられてきたようなものですね。
でもこれから時代は水瓶座にうつるので、それではやっていけないわけです。

大好きなラルクのPromised Landに、

「愛を育てましょう」なんて不思議な言葉で
もう取り返せない　そう未来なんかない
架空のお話は　そう素敵な現実
今それならすぐに　さぁ火星にいこう
教えられた歴史　争いのプロフィール
さぁ奇跡を信じてください

っていうのがあるんですけど、これもう完全にhydeにうお座から水瓶座への脱出をそそのかされてるみたいな歌ですよ＾＾
私この歌好きすぎて、LIVE映像もCDもすり減るくらいみて、自分のライブでもたぶん一番やった曲だったと思う。
宗教のように陶酔してましたから、子供のころから水瓶座への憧れがとても強かったんだと思います。
水瓶座は、天秤座の進化形みたいな、風の星座ですからね。
ちなみにhydeさんは実際、1月29日生まれで太陽星座も水瓶座です。

そういうわけで、私にとってうお座っぽい歴史（＝昔のおじさんの権力争い）は一番興味をもてない教科でした。

うお座の象意は、混沌、犠牲、憐憫、赦し、幻想、曖昧
水瓶座の象意は、改革、独創、叡智、未来、閃き、人道

“個”を殺し、全体の発展のために多くの犠牲を厭わないような混沌とした時代から、
互いの違いを尊重し、自律した”個”と”個”の信頼関係によりつながる、
カラッとした風の時代（自律できていない人にとっては突風や大嵐になるかも）が訪れるのです。

ちなみに、水瓶座の支配星である天王星（ウラヌス）といえば、セーラーウラヌスの

“残念だけど、僕からは逃げられないよ。僕は風だからね”

っていうセリフに酔わされて、子供のころ大好きでした。
ネプチューンになりたかった。ネプチューンはうお座の海王星の戦士だけど。。
その夢は、20代最後のハロウィンで叶えました（笑）

原画集いっぱい持ってました＞＜♡

二度の世界大戦を経て、うお座の時代の学びを終え、
物質的な豊かさを十分に享受した先進国の中にも、精神の大切さに気づいた人が出てき始めてたはず。

それでもなお、「自分だけよければいい」と、物質的な欲望を追求し続けてしまったこと。
その間違いに気づかせるため、今私たちはコロナという試練を与えられたんじゃないでしょうか。

水瓶座にうつる土星、それに続く木星、そして冥王星

さて、そんな「水瓶座の時代」に向かう大きな宇宙のうねりの中で、
人間が生きていて比較的その動きを体験しやすい、社会天体である土星と木星が、
今年の12月、同時に水瓶座（下の図の右側の♒️）に移ります。

土星は約30年周期、木星は約12年周期なので、コンジャンクション（重なる）するのは約20年に一度、
風の星座（双子座・天秤座・水瓶座）でのグレートコンジャンクション（木星・土星が重なる）は約200年ぶりで
これまでの200年間は地の星座（牡牛座・乙女座・山羊座）で重なっていました。
今年からこの後また200年くらいはずっと、風の星座でのグレートコンジャンクションとなります。

この”風”や”地”というのは、星座のエレメントといって、
ホロスコープでは下記のような性質によって、12の星座（サイン）を分別しています。

火：　牡羊座・獅子座・射手座　（情熱、飛躍、上へ向かう）
地：　牡牛座・乙女座・山羊座　（物質、安定、縦に築き上げる）
風：　双子座・天秤座・水瓶座　（思考、拡散、横へ広げる）
水：　蟹座・蠍座・うお座　（共感、混沌、境界をなくす）

つまりここでも、新しい”風”が吹いてきて、
今までの200年間の”地”の時代に築き上げてきたものの中で、
今となっては不要なもの、次の時代に持っていけないものは、完全に終わりを告げます。
未来に必要のない古い常識や価値観は淘汰され、崩れるはずがないと信じられてきた支配的な体制などは崩壊し
それに変わる新しくてより良いものを、私たちは思考を使って生み出し、広げていく、そういう転換をはかっていきます。

こんな形でそうなるとは思っていなかったですが、
コロナが世界に巻き起こしている大変革は、まさにその序章でしょう。

土星は実は3月22日にすでに水瓶座（♒︎）に入っていて、逆行によって7月に山羊座（♑︎）に戻り、
順行に転じて12月17日に本格的に水瓶座に入った直後、それを追うように木星も水瓶座に入座。

土星は試練、木星は拡大と発展を意味する社会天体（土星と木星のこと。社会全体の動きをつくり出す。
（月・太陽・水星・金星・火星等、比較的公転周期の短いものは個人天体と呼び、個人の性格や運命を表す）であり、
これらがそれぞれ水瓶座に突入していくことで、2020年前後で社会や世界のあり方は、見違えるように変わります。

こんなに多くの人がテレワークを一斉に開始して、生き方働き方をドラスティックに変えざるを得なくなる。
こんなに人に接触することを禁止され、こんなに東京が閑散とし、鎌倉や京都から観光客が消えていなくなる。

去年の今頃、誰がそんなことを想像したでしょうか。
でも、水瓶座ってそういうサイン。

人との物理的な距離間をとりながら、”個”と”個”をつなぎ、友好関係を築くこと
ITや科学を発展させること、有効活用すること
想像もよらない形で、大変革を起こすこと
まだみぬ未来を、厳しすぎるくらい平等に、よりよく創造していくこと

なんのためらいもなく、水瓶座がただ水瓶座らしくパワフルに自己を解放していることに
宇宙の残酷なまでに完全なる采配を、感じずにはいられません。

そして2023年3月23日。
満を持して、冥王星も水瓶座に入座。

冥王星は、破壊と再生の星。
水瓶座へは、約250年ぶりの帰還。前回の冥王星水瓶座期を経験している人類は、もちろんいません。

土星や木星よりも、もっと徹底的に、
水瓶座的に生きること、自律した”個”でつながることを求め、退路を絶ってくると思います。

何かや誰かに依存したままでは、生きていけないんだと思うし、
反対に、今まで常識や価値観に縛られて生きづらかった人たちにとっては
なりふり構わず”個”を解放する覚悟をして、やっと自分の人生を生きるスタートを切れるのかもしれません。

どんな未来がきても、”自分”で生きていけるように。
自分ときちんと向き合って、自分だけでなく、よりよい未来のために、
できることを考え、小さなことを少しづつでも続けていくことで
地球全体にとって大きな変化を生み出せるんじゃないかなって、思います。

誰もが、物質への過度の依存を解き、精神性を高め
調和のとれた美しい豊かさを感じることのできる未来

インテリアコーディネーターとして、
そんな未来を体現する、空間をつくっていきたいと思っています。

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