BTSナムさんと行くスイス建築&アート旅
こんにちは。インテリアデザイナーの小林由梨奈です。
この秋、久しぶりにヨーロッパに行こうと計画中^^
そんな中、先週末BTSのナムさんがスイス&パリでアート巡りしているvlogが公開されました^^
インテリアとアートとBTSの好きな人にはたまらないコラボレーションの内容となっていて、大興奮♡
冒頭からナムさん、素敵インテリアのご自宅寝室から寝起きすっぴんお届けしてくれちゃうし😍
パリでは「行ってみたい」と思っていたところに3箇所も訪れていて、これはもう今年呼ばれているな😏という気持ち。
スイスでは、「アート・バーゼル」「デザイン・マイアミ」のほか、4つの素敵な美術館を紹介してくれていました^^
世界中からアート作品が集まり、市内に40もの美術館を持つバーゼル。
ナムさんの巡ったバーゼルの魅力の、備忘と感動の共有のために、ブログにまとめます^^
Art Basel /アート・バーゼル
アート・バーゼルは、スイスのバーゼルで毎年6月頃開催されている世界最大級のアートフェア。
今年は6月16日~19日開催で、ナムさんはこのフェアを目的に渡航したよう。BTSのデビュー日が6月13日で毎年この時期忙しいから、今までなかなか行けなくて、満を持して行ったんだろうな^^
コロナで3年ぶりとなった今年は、世界中から289のギャラリーが出展し、賑わっていました。
こちらの記事で出展ギャラリー一覧が紹介されていて、289もあるのに日本や韓国のギャラリーはとても少ない。東京にいてもギャラリーの少なさは感じるし、そういえば地方ではほとんど見たことがないな。
でも韓国の作家のアートはたくさんあって、ナムさんが名前を上げてたくさん紹介してくれてました^^
ナムさんは現代アートが好きで、韓国や日本の現代アート作家の作品をたくさんコレクションしていて、よくインスタにアップして私たちにもそれを紹介してくれます。家の中も、会社の自室にもたくさん作品が飾ってあって、まるで美術館のよう。
作家さんたち自身とも交流があって、自分自身がアーティストでありながら、アーティストのパトロンでもあるような感じ^^
自分自身と自分のインスタが、キュレーターのような役割をしていけたら嬉しいと言っていました。
近いうち、ナムさんコレクションの現代アートを楽しめるギャラリーつきのカフェをソウルにオープンするとも言っていました。楽しみ♡
アート鑑賞しながら言うことも、後から入れた[]内のテロップも、全部いちいち可愛いし笑
一緒に巡ったら絶対楽しそう^^
Art Barselのpodcastでは、ナムさんがアートへの思いを語ってくれています。
30分、ナムさんの声でアートへの思いが溢れる贅沢なpodcast♡
英語が分かる方はぜひ聞いてみてください^^
私ほんとにナムさんの英語の発音と文法の組み方、すごく好き。。。
(ちなみに日本語の文法のつむぎ方もものすごく好きです。)
Design Miami /デザイン・マイアミ
デザイン・マイアミは、毎年米フロリダ州マイアミで開催される、希少価値の高い家具やインテリア小物、ジュエリーのフェア。
2005年の創設以来、「アート・バーゼル」と同時期に隣接会場で開催しているそう。
ここでナムさん、イサム・ノグチの照明、「AKARI」を発見。
「これはたしか、、」という風に話していたので、きっと帰国してから映像を編集する時に、きちんと調べて確信を持ってからテロップをつけて放映したんだろうなと思って
そういうことを想像して、とてもナムさんらしくてきゅんとしました。。!
この旅を通して、知っている作家の作品が出てくるたび、とても嬉しそうにそれを撮影しながら、語りとテロップ(テロップもあとで自分で入れてる)で紹介をしてくるのが、ものすごくかっこ可愛くてときめきました^^
Foundation Beyeler / バイエラー財団美術館
次に訪れたのは、美術商エルンスト・バイエラーのコレクションを展示する美術館。
国境を越えてドイツやフランスからも多くの人が訪れるスイスで一番入場者が多い美術館で、モネの睡蓮をイメージした庭園の池は、建物の内側から見るとまるでアートのように美しい。
この日もいちいち可愛いナムがいっぱいいた笑
Vitra Design Museum
次の日ナムさんが訪れたのは、Vitraのミュージアム。
Vitraは1950年創業のスイスの家具メーカー。
高いデザイン性と機能性を合わせ持つ家具をつくっていて、日本でもオフィスチェアが有名ですね^^
2年前にVitraの方のセミナーを受ける機会があって、そこで見せていただいたオフィス施工事例がどれもとても素敵でした。
とくにロレックス本社のオフィスが素晴らしかった。
明るいグレーのベースカラーに、ロレックスのあのグリーンとゴールドが際立つ、アバンギャルドでありながら安心感も感じるような、近未来的なヒーリングモダンて感じ。
Conference Pavilion
きた!日本人🤗
コンクリートを見たら、いったんぜんぶ安藤忠雄かなと思う。
デザイナーズチェアがいっぱい陳列されている圧巻の空間でした^^
ほんと一生座っても座りきれなそう。椅子ってあらゆる家具の中でも特に、デザインにバリエーションがあって、個性を出しやすくておもしろい。
Vitra Slide Tower
ドイツの建築家、カールステン・ヘラーのつくったすごく大きな滑り台。
これめっちゃ滑りたい✨✨
カールステン・ヘラーさん、こんなところに大きなプールのウォータースライダー並みの規模の滑り台つくってお茶目な人だなと思ってたら、
想像以上にいろんなところに滑り台つくってて、感動。
実は科学者という経歴も異色。農業工学と昆虫のコミュニケーション構造を研究した後、1989年からアーティスト活動を始めたそうです。すごい。
言われてみたら、滑り台、昆虫ぽく見えてきた。
仮面ライダー的な。。
バーゼル美術館
古都バーゼルを代表するバーゼル美術館。
約700年の歴史をかけて集められたコレクションは、4000点の絵画、彫刻作品や、30万点のデッサン・ポスターなど、質量ともにヨーロッパ屈指のレベル。
芸術がまだ王侯貴族のものだった時代に、バーゼルの法律家がコレクションしたものを市と大学が買い取り、美術館として1671年から一般公開されました。そういう経緯で生まれた、世界最古の市民による公立美術館だそうです。
ここでもお茶目さは健在😋
湖畔の都市ルツェルンへ
ルツェルンは雪山に囲まれたスイスの小さな都市。ルツェルン湖のほとりにあり、保存状態のよい中世の建築で知られています。中でも1333 年に造られた、旧市街とロイス川をつなぐ屋根付きのカペル橋は有名な観光スポットだそう。
ナムさんは過去に訪れたことのある街のようで、懐かしそうに話していました。
駅にはその頃にはなかったハングルの案内表記があっだようで、嬉しそうだった^^
水辺の風景の美しい街で
ヨーロッパの水のほとり(海も湖も川も)に深い郷愁を感じる私にとっては、映像で見ているだけで思いの込み上げる風景。
街そのものが芸術。
ここではナムさん、山に登ってました。
すぐおとぎ話の世界に飛んでくナムさん。
水辺で鳥たちに話しかける遊び、すごく一緒にやりたい^^
Museum Tinguely/ ティンゲリー美術館
またバーゼルに戻ってきて、最後に訪れたのがティンゲリー美術館。
廃材を利用して動く彫刻を制作することで知られるジャン・ティンゲリーの作品を展示した美術館です。
この旅だけで何度出てきただろう。おとぎ話のタイトル♡
ペダルを踏むと音が鳴る仕組みのアートなのに、、
やっぱり思う通りにはものが動かない笑
安定の可愛さのナムさんでした^^
今回ナムさんの訪れたどの美術館も、建築そのものがものすごく美しく、深みのある魅力で、ぜひ実際に訪れたいと思いました。
自然が美しく、建物も美しく、動物もたくさんいて、本当に童話のような街、ルツェルン。
最後の夜には野生のハリネズミ?にも出会って
逃げられてました🤣
さて、この後パリに飛んだナムさん。
1つのブログでパリまで書こうと思ったけど、思ってたより量重めの記事になったので笑
(1週間でこんなに巡ったのすごいよ。。体力、、、笑)
パリは次回に続けようと思います^^
めちゃくちゃ学ぶことの多いvlogだったし、一緒に行ったくらいの満足を感じてる😍
ちなみにナムさん、スイスで一番食べてたのはラーメン笑。
ナムさんの家は美術館
ナムさん本当に美術館が好きで、アートが好きで、自宅はまるで美術館。
明るい色のフローリングと白い壁、カーテンから寝室のアクセントクロスにかけてがグレーのグラデーションで、その内装材の選定からもう、ナチュラル、シンプル、モダンな空間で、アートの映える美術館のような部屋にしようとしてる気概を感じますね。
ちょうど一昨日、自宅にやってきた(購入したのかな。120万ドル=1.5億円ってネットに出てた笑)ロニ・ホーンの作品をインスタにアップしてました。これ桶に水はったみたいに見えるけど、鋳放しの鋳造ガラスで、つまり全部ガラスで出来ていてるのでめちゃくちゃ重いんです。
日本だと箱根のポーラ美術館で最近個展があって、屋外展示されたものは5トン、室内のものでも数百キロの重さがあるそう。
すべてのことが、本当に桁違い笑!
ナムさん、ほんといろいろたまげちゃうけど笑
いつかどこかの国の美術館で、ふいに出会えたら素敵✨
ではまた次のパリのブログで^^
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