ドラマ『カルテット』の恋と『おとなの掟』
皆さま、こんにちは。
イメージコンサルタントの小林由梨奈です。
TBS火曜ドラマ『カルテット』。
好きすぎて寝ても覚めても観ています(笑。
キャスティング、キャラクター、舞台、設定、セリフ、間、空気感、そして主題歌。全部好き。
・高橋一生さんが出ること
・高橋一生さんが弦楽器を弾くこと
・30代の男女4人が軽井沢の別荘で共同生活をすること
・キャッチコピー「大人の恋は、やっかいだ」
という部分に惹き付けられ、初回を観てはまりました。
『カルテット』の魅力的な世界観
まず、「高橋一生さんが弦楽器を弾く」ってもう、天沢聖司くんですね。
高橋さんは公式サイトより
天沢聖司は、ジブリ映画「耳をすませば」の主人公で、バイオリン職人を目指す15歳の少年です。私いまだに季節に1回くらい必ず観る、大好きな映画なんです。
大人になった聖司くんを見ているようで、キャスティングしてくれた方に感謝の気持ちがあふれます。
そして、「30代の男女4人が軽井沢の別荘で共同生活」という衝撃。
公式サイトより
男女が共同生活。
軽井沢の別荘で。。。
共同生活って、20代の若者たちが、海の近くのシェアハウスとかでわちゃわちゃ、全力で恋愛して、喧嘩して、空騒ぎして、、、そんな若気の至り的なイメージのものだったので、あまり好きではありませんでした。騒がしいの苦手なのです。。
だけど『カルテット』の設定は4人とも30代で、うち3人は定職がなくて、そして1人は既婚者(夫は失踪中)で。それぞれに”大人としての”過去があって、みんな音楽が好きで、だけど音楽では生きていけないことを分かっていて。そんな4人が不思議ななにかに引き寄せられ、カルテットを組むことになり、軽井沢の別荘で共同生活を始める。。。
そんなことあっていいんですね★
30数年生きてたら、新しく出会った人に知られたくないこととか、言わなくていいこととか、聞かなくていいこととか、自分もあるし、他人もあるだろうなと思うんです。
ましてや一緒に住むってなったら、本当の気持ちでぶつかって理解してもらえないと怖いし、だから嘘つくし、秘密ばかりになるし。そんな空気の中で共同生活してるんですから、そりゃみんな火照ってますよ(笑
優しい嘘と、卑怯な嘘。
優しさと弱さって紙一重ですね。
そりゃぁ「大人の恋は、やっかい」です。
そんな4人が組むカルテット“Doughnuts Hole”
公式サイトより
ドーナツの穴みたいに、みんな欠けてて、みんないい。
欠けてるところこそ愛おしくて、大好きです。
”家族”より安心できる場所
公式サイトより
『カルテット』を見ていると、毎回「なんでこのシーンで?!」と自分でも思うタイミングで泣きます(笑
他人だからこそかけられる愛情や優しさってあると思うのです。責任もしがらみもなくて、だけど、苦しだり悲しんだりしていたら自然と支えてあげたくなる気持ち。
一緒に暮らしていく中で、4人の中で家族とは違う絆が生まれている。そういう愛を感じる場面で、泣いてしまうのだと思います。
家族だったら、いろんな責任とか利害とかあるし、傷つけないようにしようと考えたり、絶対的な存在だからこそ守らないといけないものがある。
そういうのがなくて、だけど愛だけある関係。
そんなの愛じゃないって、思う人もいるでしょうけどね。
居場所をあたえてくれる人は、安心できるし、特別な存在になっていく。だけど”家族”のような絶対的な存在じゃないから、いついなくなってしまってもおかしくない。
いなくなったらまた次のところに居場所を探して、転々として生きていくのかもしれない。
4人の共同生活は、そんな生き方もあっていいんだって、なんか観ていてほっこり安心するんです。
主題歌『おとなの掟』♪
そして主題歌が素敵です。
椎名林檎さんの曲なのですが、“Doughnuts Hole”の4人が色っぽく歌ってくれてます。
こんな風に往年の銀幕スターのような装いで
男性陣は監督とカメラマン役(でもばっちりハモリで歌ってます♪)
公式YouTubeより
“色っぽい”って、おもしろい言葉ですね。
”色気”がある。
”色”が入っている。
林檎さんの歌詞の中には、直接的には「黒」「白」「グレー」しか入っていないのですが、歌詞の中の言葉をイメージさせる色というのがあるので、その色に塗ってみました。
真っ黒な中に一つ消えては浮かぶ吐息よ
冷たい闇夜は僕の願い飲み込み匿いますすきとかきらいとか欲しいとか
気持ち好いだけの台詞でしょう
白黒つけるには相応しい滅びの呪文だけれど手放してみたい 此の両手塞いだ知識 どんなに軽いと感じるだろうか
言葉の鎧も呪いも一切合切脱いで剥いで もう一度僕らが出会えたらそう人生は長い、世界は広い
自由を手にした僕らはグレー幸福になって不幸になって慌ただしい
胸のうちだけが騒ぐ おとなは秘密を守るおとなの掟
詩・曲/椎名林檎
真ん中に知識(笑。
ときどき手放したくなるけど、でもないと社会で生きていけませんものね。
たしかにキャッチコピーも黄色い。
大人の恋の真ん中には、知識がでんとかまえてるのかな。
白黒つけたくなるけれど、グレーでいた方が自由。
各話の最後に自然な流れでつながる4人のこの映像、『カルテット』の空気感にマッチしていてとても心地いいです♪
ロケ地も嬉しい。軽井沢好きなんです。
2話の一房の葡萄
3話の浅野屋
どちらも好きなお店です。一房の葡萄は明治時代の文豪の小説がたくさん置いてあって、読んでたらあっという間に時間が過ぎます。
そして4人の演奏しているレストラン「ノクターン」。
煙事 軽井沢より
ロケで使われているお店は煙事 軽井沢という燻製お料理のお店。趣のある建物でなんとも素敵ですね。銀座店もあるみたいなので、来週さっそく行ってみます♪
ドラマが中盤をこえるあたりで、4人のファッションチェックをしようと思います☆
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